Windows11(Surface Pro 9)×ICカードリーダライタ(SCR3310-NTTCom)で電子署名できました。

備忘録

長年、税務署や年金事務所への申告類をSurface 3で対応していましたが、Surface 3の電池パックが膨れて画面が外れてしまったので、Surface Pro 9に買い替えをしました(´ω` )

懸念していたのは、Surface 3では問題なくできていた電子署名

これができないと、e-Taxからの確定申告やら年金事務所等への申請/申告ができなくなり、業務に支障がでてしまうので、心配していましたが大丈夫でした(´ω` )

Windows11(Surface Pro 9)でも、古参のICカードリーダライタ(SCR3310-NTTCom)で電子署名できた!

個人事業主の頃から以下のICカードリーダライタ(SCR3310-NTTCom)を使用しています。

後述しますが、この古参のICカードリーダライタ(SCR3310-NTTCom)のドライバの公式ページに、対応OSとしてWindows11(=Surface Pro 9にインストールされているOS)の記載はございません

使えなかったやだな〜(´ω` )と思いながら、楽観的にSurface Pro 9をポチりました(確定申告時期の前なのに…)

ですが、新たに購入したSurface Pro 9に、必要な設定変更を施して、問題なく利用することができました。利用できたというのは、e-TaxeLTAXでの申告には使用していませんが、e-Govで電子署名&申請をすることができました。JPKI利用者ソフトの動作確認も問題なかったので、これは、恐らくe-TaxやeLTAXでも問題ないでしょう(´ω` )

2023年1月24日(火)追記 : eLTAXでも問題なく電子署名&申告できました。

必要な設定変更

必要な設定変更は、以下の2点です。

(1) ICカードリーダライタ(SCR3310-NTTCom)のドライバインストール

(2) メモリ整合性設定を“オフ”にする(上記ドライバをインストールする流れで確認のポップアップが表示されます。)

(1)について、前述しましたが、下記公式ページで対応OSにWindows11の記載はありませんが利用できました。

接触型 ICカードリーダライタ SCR3310-NTTCom

(2)ですが、SCR3310-NTTComのドライバーがWindows セキュリティのメモリ整合性設定が原因でデバイスに読み込めないため、メモリ整合性設定を“オフ”にする必要がありました。

追加購入が必要なもの

言うのが遅れましたが、そもそもSurface Pro 9には、SCR3310-NTTCom(ICカードリーダライタ)を接続するためのインターフェースであるType-AのUSBポートがありません

ですので、Surface Pro 9側のType-CのUSBポートから、Type-AのUSBポートへ変換するアダプタかUSBハブが必要となります。

自分は、以下のハブを購入しました。

残りの懸念

残りの懸念点は、e-TaxeLTAXでも問題なく利用できるかですが、ソフト(e-Tax/eLTAX)はWindows11に対応していますし、JPKI利用者ソフトの動作確認で問題なかったので、恐らく大丈夫だと思っています(´ω` )

結果は、2月の確定申告でわかります…

まぁ、使えなかったら、ICカードリーダライタの買い替え時ですかね(´ω` )

さいごに

実は、確定申告なんかはICカードリーダライタを利用しなくても、スマホでマイナンバーカードを読み取って電子署名できたりしますが、まだ青色申告等に対応していなかったりと過渡期です(´・ω・`)

いずれは、すべての申告/申請の電子署名はスマホできるようになりますかね〜(´ω` )

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