一番効果があった賃貸募集条件(築古物件の場合)

改善・付加価値

空室を埋めるべく、考えないといけないのが賃貸募集条件です。

賃料/敷金/礼金/フリーレント/入居プレゼント…など考慮すべきポイントはいくつかあります。

一番効果があったのは…

自分が一番効果があったものが初期費用0+引っ越し祝い金50,000円プレゼントでした。

1年近く空室にしてしまい、正直対応としては失敗だった部屋も、上記条件を設定することで、賃料を下げることなく相場の価格で入居が決まりました。

条件変更後、約1ヶ月で入居者が決まりました。

空室が続いてしまうと、結局、機会損失となり祝い金無しで入居する方が利益が少なくなった計算です。

例えば、5万円の賃料の物件が10月に空室となった場合、通常の募集で3月に入居が決まれば、10月〜2月分の機会損失はざっくり25万とします。

同じ場合に、初期費用0(5万円貸主負担)+引っ越し祝い金50,000円プレゼントの募集で12月に入居が決まれば、10月〜11月分の機会損失はざっくり10万で追加募集条件の10万と合わせても、20万の損失となり、5万お得になります。

やり過ぎではないのか?

同じような条件の物件が周辺にある場合、差別化として効果があり、やり過ぎとは一概に言えなくなると思います。

入居してくれた方が長期入居になればなるほど、賃料を下げて客付した場合より、トータルの利益が増えます。一時的な出費は大きくなりますが、長期的に見れば賃料を下げることもよりもプラスになってきます。

さいごに

新築物件の場合、初期費用0+引っ越し祝い金50,000円プレゼントはやり過ぎですが、周辺で同じ築古物件、かつ、同じ価格帯の物件と差別化し、入居者さんに決めてもらうには、これぐらいしないと効果的ではないと思います。

繁忙期がくるまで空室にしておき機会損失となるくらいなら、大胆な賃貸募集条件を設定し、早期の入居を図るのも得策です。

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